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「クリスマス・イブ」の演奏が始まると雨が雪へと変わった)


ものごとを継続して
し続けるというのは
とても難しいことです。

そこには挫折があり、怠惰があり
消耗があり、諦めがあります。
それを乗り越えなければならないのです。

私と長くお付き合いいただいている生徒さまには
個人レッスン、グループレッスンを問わず
本当に尊敬の思いです。
(私が申し上げるのも恐縮なのですが)

さて、ギターサークル「音タイム」さんの
陵南音楽祭へのご出演も
今年で7年目となりました。
毎年、半ば強制的に出演することにより
いわば定点観測が出来るのが
大きな利点といえます。

そして今回もまた
とても素晴らしい演奏で
成長をひしひしと感じることができました。

まず、ギターの音がしっかり出ていて
リズムが安定しています。
その上で、歌声がきちんと前に向かって出ています。
伝えよう、という気持ちがちゃんとあるのです。

私がみなさんに
ギター弾き語りのレッスンでお伝えしたいのは
楽しいことは楽しく
悲しいことは悲しく
思いを込めて弾き歌うということです。

それこそが
ギターを弾いて歌う意味であり、
命の鼓動そのものと確信しているからです。

懸命に前を見つめて走っているランナーは
それだけで生きている価値があるのです。

あらためて
そう感じさせてくれた音楽祭でした。