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ギターの初心者の方が
よく持ってこられる楽譜は
スピッツの「チェリー」です。

曲がさわやかで、ヒット曲でもありますね。
そして、若い人から年配の方まで
広く知られている曲だからですね

「この曲が初心者向けと聞いたから」、
あるいは「ネットでそう書いてあったから」
という理由が多いようですが。。。

確かにコードが
C G Am Em F 
なので簡単といえばそうなんでしょうが、
最大限簡素化しても
サビの部分は1小節に2コードとなり、
少し手ごわいですね。
それに加えて、右手のストロークを
本格的なパターンにすると、
かなり難しいですね。
16ビートのシンコペーションがあります

中高年の初心の方には
最初は「四季のうた」を
オススメしています。
バレーなしの3コードで弾けますし、
アルペジオの練習へもステップアップしやすいです

「四季のうた」は
Em Am B7 だけで弾けます。
移調すれば
Am Dm E7
でも可能です。

3つで弾ける曲としては
「冬の稲妻」(アリス)もオススメです。
G Am7 D7 です。
もしくは移調して
C Dm7 G7
でトライすると良いでしょう

先日、公民館でリクエストのありました
かぐや姫さん(南こうせつさん)の
「うちのお父さん」も
D A7 G の3コードで可能です。
移調すれば
C G7 F です。
(最初はFは簡略化した押さえ方でよい)

弾き慣れている方は
このような簡単な曲を
いかにうまく聴かせるかという点に注意して
表現力を上げる練習をなさるのも良いでしょう

自分なりにコードに少し変化を加えてみたり、
ストロークのパターン、アクセント、
ブラッシングやカッティング、
アルペジオ混じりにしたり・・・。

そのあたり、表現力やアレンジ力、
感性を問われるところでもありますね。