横長の紙がボディサイドに妙にピッタリ収まっている)


生徒のMさんのギターのサイドに
なにやらアヤシげな乱数表のようなものが
貼りつけてありました。

それは・・・
ギターの指板上の
アルファベットの音階名!


紙の切り方がややいい加減なのもご愛嬌)


つまり何弦の何フレットを押さえれば
何の音が鳴るのか一目でわかるように
なっているわけですね。
開放弦(0フレット)の音も書いてありますね。

ギター演奏上(というか音楽用語といえるでしょうが)
アルファベットで例えば「C」と言っても
コード(和音)を指す場合と
ひとつの音階(単音)を指す場合があります。

それを踏まえた上で、
この表の活用法としては、
ベース音指定コードを押さえるときなどに
役立ちますね

それから、この表には
「フレット」と書かれるかわりに
「cap」と書かれてありますが
これはカポのことです。
カポを装着した状態の開放弦の音階として
捉えることができます
カポを着けた状態での
チューニングの確認などに役立ちます。

ところで、この紙をボディに直接
セロテープで大らかに貼り付けてありますが(笑)、
高価なギターには貼らない方が良いです
塗装が剥がれたり、変色したり、
音色や響きにも影響しますので

このパターンの発展形として、
初心者の方は
主要なコードのダイアグラムを
貼り付けるという手もありますね

いや、いっそのこと
弾きたい曲のコード譜を貼り付ければ
譜面台なしにボディちら見で
発表会も乗り切れるか!?(笑)