焼いたあとに皮をむいた、翡翠のようなぎんなんの実)


「ぎんなん」といえばもちろんイチョウの実で、
茶碗蒸しには必ず入っている具材です。

そのぎんなんを焼いたものを
短歌の先生のお宅でいただきました

「グミみたいやから食べてみ~」と
ニコニコしながらおっしゃるので、
口に放り込むと、
うむうむ、モグモグ。。。
なるほど、「茶碗蒸しに入っているぎんなん」とは全く違う!
弾力があって素朴な味だ!
(なんていうか茶碗蒸しに入っているぎんなんは
ちょっと気どっている感じがするゾ)

食感としては甘くない栗のような・・・。
軽く塩を振ってもおいしそうな気がする!
ビールのアテにもなりそうだ!
とにかくアツアツを食べるのがいいね。
短歌の先生は、ごまを炒る小さいフライパンで
わざわざ作ってくださったのでした

これは、いよいよ生活に困ったら、
銀杏の木の下をかけずり回らないといけませんなぁ。
(臭いのは我慢しないと^^;)

さて、今年の紅葉の色づきはやや遅くなりそうです。
やオレンジの中で、
ひときわ黄色くそして金色に輝くイチョウは
たくさん歌に詠まれています。
中でもやはり有名な与謝野晶子さんの歌。


金色の小さき鳥のかたちして銀杏散るなり夕日の丘に


この上の句の比喩は
とにかくもー、ステキですよねー